ニュース&記者コラム

小林 今年3度目V 小倉競輪「スポーツニッポン杯×HPCJC(FⅠ)」

 小倉競輪の「スポーツニッポン杯×HPCJC」は最終日の13日、11RでA級決勝、12RでS級決勝が争われた。A級は3番手2角捲りを決めた橋本智昭(44=宮城)が快勝。S級は佐藤幸とのゴール前勝負を制した小林泰正が今年3度目の優勝を飾った。

GⅠ競輪祭弾み

 ハイライトのS級決勝は志田―佐藤が前受けし、渡口―北村―石塚―神田―小林が続いた。迎えた赤板で石塚が上昇し先頭位置に立つが、渡口が叩き先行態勢。

 単騎の小林は切り替えず、志田―佐藤の鐘4角かましに乗る。好スピードで前団をかまし切った志田。追走した佐藤と小林の直線勝負は、外を伸ばした小林に軍配が上がった。

 4月の地元前橋FⅠ以来、今年3度目の優勝をもぎ取った小林は「あの隊列ならラストは志田君がかますと思っていた」と笑顔で振り返ったが、レース展開を読み取る〝目〟も確かだった。

 今年は2度の鎖骨骨折を経験し万全の体調でない中、前々回の共同通信社杯(富山)では、大舞台で初めて表彰台(準優勝)に上がってみせた。

 グレードレースで着実に実績を積み重ねてきた小倉バンクで大きく存在をアピールした形だ。来月にはGⅠ競輪祭を控える。「この後はハードな日程だけどこなしていく。いい状態で競輪祭を走りたい」と目を輝かせた。


 ◇小林 泰正(こばやし・たいせい)1994年(平6)8月12日生まれの32歳。113期在校成績2位の成績で、18年7月地元の前橋でデビュー。24年の日本選手権と高松宮記念杯でGⅠ決勝に進出。2場所前の共同通信者杯でGⅡ準優勝。通算は659走190勝。1㍍68、66㌔。血液型A。

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